カロリー0の罠
こんにちは!すこやか商店です。
ゼロコーラなどの飲み物やゼリー等で見かける「カロリー0(ゼロ)」の表記。
ダイエット中にはつい手に取りたくなりますよね。
実はこの表記、本当に0kcalでは無い場合があるのです。
食品表示法では、
食品「100ml(100g)あたり5kcal未満」であれば「カロリーゼロ」
と表示できるようになっています。
これは、500mlのペットボトル飲料であれば
24.9kcalまではカロリーゼロと表記して良いということ。
また、「カロリーオフ」や「カロリー控えめ」といった表記は
食品100gあたり40kcal以下(飲料の場合は100ml あたり20kcal 以下)
であれば表示できるようになっています。
つまり、水のようにどれだけ飲んでも良いわけではありません。
では、なぜ甘味を感じるのでしょうか?
これらの商品の多くは人工甘味料を使用しています。
人工甘味料にはキシリトールやソルビトールといった「糖アルコール」、
アスパルテームやスクラロースといった「合成甘味料」があります。
これらは砂糖の数百倍もの甘さがあるので
ごくわずかな量で甘味を感じることができるのです。
人工甘味料は国によって安全性が認められていますが、
一度に多く使用することで腹痛や下痢を起こすものもあります。
また、強い甘味を取り続けることで更に脳が甘いものを欲するようになる
依存性も報告されています。
これは砂糖にも言えることですが、日常的にとることは避けましょう。
日頃口にする甘いものの代替として選ぶ程度に、
上手く利用してくださいね。